長崎県病院企業団では、今年度新しく採用された職員を対象に新規採用職員研修が行われており、今年は61名が参加しました。各病院で採用された職員が、同じ企業団に所属し志を共にする同期と初めて顔を合わせる機会となります。
例年、研修では『長崎県病院企業団職員として必要な基本的姿勢と態度を養うとともに、構成員の一人として一体化意識の向上を図る』という目的のもと、公務員としての心得についての講義やワークショップなどが行われます。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で研修の日程が延期となっていましたが、感染対策を徹底したうえで、7月1日・2日の2日間で研修が行われました。
令和2年8月4日、壱岐病院から参加した職員5名が、新規採用職員研修の報告会を行い、研修の内容や雰囲気、そこから自身が学んだこと、今後の目標を発表しました。
発表者は
「企業長が講話の中で話されていた『ふくよかな会話をしてほしい』という言葉を胸に、日々業務の中での経験と、自己研鑽を積み、プロフェッショナルとしての能力を高めていきたい」と話し、決意を新たにしました。
また、発表後の院長の講評では
「今は志を高く持っていると思いますが、これを忘れることなく、若い世代が頑張って、病院を活気づけてくれるような存在になってほしい。そして、島内だけでなく、島外からも患者さんが来てくださるような病院を目指して頑張りましょう。」とお言葉をいただきました。
新規採用職員の熱意を感じた今回の報告会、発表を聞いた職員も初心に返ることができたようです。