専門外来
骨粗鬆症外来
骨の強度が低下して、骨折の危険性が大きくなる病気を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といいます。骨粗鬆症になると、骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。
骨折しなければ、痛みもないので、検査を行わないと、知らぬ間に進行します。普通は骨折すると、痛みが起こりますが、なかには痛みを自覚しない人もいます。腰や足の付け根(大腿骨頸部)の骨折を起こして寝たきりになる人も多い病気で、特に女性に多いですが、男性にも見られます。また、骨粗鬆症はホルモンの異常などでも起こることもあります。
当院の骨粗鬆症外来では、ホルモンの異常などによる骨粗鬆症を見逃すことなく、患者さんにとって最も適切な治療を行っていくため、日本内分泌学会専門医、指導医の医師が中心になって、多職種チームで患者さんの治療にあたっていく体制をこの度整えました。これは日本国内でも珍しいことです。これからは骨折を予防していく時代と言われています。当院では、骨折で寝たきりの生活にならないよう、壱岐市の健康寿命を延伸できることを目標としています。
受診をご希望の方は、当院通院中の方は主治医に御話しを、また、当院通院中でない方でも、かかりつけの先生に検査の御希望を御話してもらえれば、当院に御紹介頂き、検査の上、治療が必要であれば、専門的治療を行っていきます。
まず平日に一度来院されてください。そこで検査を組み、治療が必要な方は、患者さん一人一人にあった専門的な治療を行っていきます。
曜日:毎週火曜
診療科:骨粗しょう症外来(予約制)
骨粗しょう症外来月平均患者数
緩和ケア外来
毎週水曜日、木曜日に緩和ケア外来を行っております。
病気の進行により、人は様々な症状が起こり得ます。病気に対する積極的な治療を行わずとも、痛みが出れば痛み止めを、息苦しさが出れば酸素投与を、といったように、苦痛症状の緩和を最優先とし、一日でも長く日常生活を送っていただけることを目標に、緩和ケアとしての治療を行っております。
当院に通院中の方は主治医に相談していただき、緩和ケア外来の受診予約をおとりください。
島内島外問わず他院に通院中の方は、現在通院中の主治医から当科へ紹介していただくようになります。その際は、当院地域連携室を通して当科外来の受診予約をおとりください。以下の様式に沿って、事前に情報収集をさせていただく場合がございます。
診療内容
当院では、九州大学病院皮膚科(九州大学医学部皮膚科学教室)にご協力頂き、毎週水曜日に非常勤医師による皮膚科外来を開設しております。専門的な知識を持つ医師が、患者様一人一人の状態に合わせた診断と治療を心がけ、治療やケアを行っています。
診療は完全予約制となっております。1日に診療可能な患者さんの数に限が有りますので、やむを得ない対応となっております事をご理解いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
初めての受診を希望される方でも事前予約可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
もの忘れ外来
軽度な「もの忘れ」は、健康な方でも加齢(老化)現象としてみられますが、認知症のはじまりである可能性もあります。加齢(老化)が原因なのか、からだの病気が原因なのかを明らかにし、それぞれの方にあった対処方法を考えていく必要があります。最近の研究成果からは、認知症は早めに発見し予防対策を行うことにより、ある程度進行が予防できることがわかってきました。「もの忘れ」を歳のせいだと見逃さず、進行して症状が悪化する前に医療機関に相談することをおすすめします。
受診のご相談
まずは電話にてお問い合わせください
「もの忘れ外来の予約相談希望」とお伝えください。
※内科かかりつけ医がある場合は当院外来受診について事前にご相談の上、お申込みをお願いします。
※事前連絡なしの来院は対応困難です。
外来診察の流れ
1. お電話で受診前検査日の予約
※ ご本人の普段の様子をご存じの方がいらっしゃいましたら、一緒に来院されることを おすすめします。
2. 受診前検査
※ 受診前検査は初診日とは別日です。
- 生活状況等について精神保健福祉士による面談
- 認知機能検査
- 血液・尿検査
-
頭部画像検査(MRIもしくはCT)
※検査結果により物忘れ外来ではなく一般内科受診となる場合があります。 -
初診日の予約日調整
※早めの受診調整が必要な場合はご相談ください
※至急の書類作成は困難な場合もあります。
3. 初診
医師の診察(水曜日 15:00~16:00)※予約制
診断結果をお伝えします(紹介状持参の方には返書をお渡しします)
壱岐病院での治療開始もしくはかかりつけ医での治療開始など
4. 再診
壱岐病院での再診は月・水・金です。 ※予約制
かかりつけ医の皆様へ
診療情報提供書を作成の上、地域連携室を通してご予約をお願いいたします。
フットケア外来
フットケア外来は、患者さんの『足を守る』外来です。
「肥厚爪」や「巻き爪」など自宅では切りにくい爪や「胼胝(タコ)」「鶏眼(うおのめ)」の処置をはじめ、足にできたなかなか治らない「傷」を診察し、なぜ治りにくいのか検査をおこない治療します。糖尿病や足の血流障害、心臓や腎臓などの病気が原因であることも多いため、他の診療科とも一緒に治療していきます。また高度で専門的な治療が必要な場合は、原三信病院や福岡大学病院などとも連携し、患者さんの『足を守る』を信念に治療に取り組んでおります。
曜日:第2・第4月曜日の午前、第1火曜日の午前・午後、第3・第5火曜日の午後
診療科:内科(フットケア外来)(予約制)