リハビリテーション科
概要
当院は離島の中核病院であり、発症後早期からの機能回復訓練の介入を心がけ、回復期を中心にしたリハビリテーションを行っています。対象として小児から高齢者までと幅広い年齢層、疾患、介入時期など多岐にわたる対応を行っています。多職種との連携を図り早期の生活復帰を目指しスタッフ全員で、地域に信頼されるようにリハビリテーションを展開しております。
診療時間
- 平日(月〜金) 午前8:30〜17:15
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外来リハビリテーション対象の方へ
外来リハビリテーションは予約制です。
午前8:30~11:00の間に受付を行い来室下さい。
スタッフ
- 理学療法士:9名
- 作業療法士:4名
- 言語聴覚士:2名
- 助手:3名
計:18名
資格・認定
- がんリハビリテーション研修会 履修:15名
- 臨床実習指導者講習会 履修:7名
- 医療安全管理者養成研修 履修:1名
- 新地域包括ケアに資する地域リハビリテーション 専門職認定研修会 履修:8名
- 緩和ケア研修会 履修:1名
- 骨粗鬆症マネージャー取得:1名
- 介護支援専門員:1名
- 福祉住環境コーディネーター 2級:1名
各療法の紹介
理学療法
主に運動器疾患(上下肢の骨折、靭帯損傷、股・膝人工関節置換術、脊椎疾患〔脊椎圧迫骨折〕等)、脳血管疾患(脳出血、脳梗塞その他神経疾患等)、呼吸器疾患(肺炎、COPD等)、がん疾患、小児疾患(脳性麻痺、二分脊椎等)の方を対象に、発症後早期からの介入を心がけ、早期介入・早期離床・早期回復を目指し、質の高いリハビリテーションの提供を心掛けています。
作業療法
手の基本的機能訓練や日常生活動作(食事・更衣・排泄など)、家事動作訓練などを行い、「その人らしい」生活を獲得出来るよう支援します。
言語聴覚療法
言語聴覚療法では、脳血管疾患等によりコミュニケーション機能(読む・聞く・話す・書く)に問題がある方の機能回復や代償手段によるコミュニケーションの獲得・機能改善を目標として支援していきます。「口から食べる」といった摂食・嚥下(飲み込み)の問題に対しても、専門的にリハビリを行います。
小児リハビリテーションについて
体の動かし方・感覚の受け取り方・人と物の関わり方・言語など発達に心配のあるお子さんに対して、遊びの要素を取り入れながら、「こころ」と「からだ」の成長を促すお手伝いを個別に行います。
お子さんのご様子で「気になること」がありませんか?
- 何か他の子とちがう
- 手先が不器用
- 転びやすい
- おしゃべりが苦手
- 落ち着きがない
- 学校にいきたくない
- 学校にいけない
- 友達と仲良くできない
- 歩き始めが遅い
よくある質問
Q. 動いているときによく転ぶことが きになります。
A. 感覚の偏りや、身体を上手に使うことが出来ないことで、バランスをとることが苦手なのかもしれません。全身運動を取り入れた遊びの中でお子さんの運動機能、バランス機能等の発達をサポートします。
Q. 落ち着きがなく座って話が聞けません。
A. 体を上手に使うことが苦手なのかもしれません。トランポリンやブランコなどの遊具を使い、体の土台作りをしていきます。
Q. 言葉でのやり取りが上手にできません。
A. 遊びを通じて言葉が分かる・言葉を伝える経験を増やしていきます。
※リハビリテーションは予約制です。まずは、小児科へご相談ください。
教育関連
現在、長崎県・福岡県など5校の養成校より実習生を積極的に受け入れております。また、長崎県病院企業団関連病院と年に2回リハビリテーション科部門研修会を行い知識、技術の向上を図り研鑽しています。
地域活動
- 認知症初期集中支援チーム員
- 自立支援検討会
- 壱岐市障害認定審査会
- 壱岐市福祉計画策定委員
- 壱岐市介護保険事業計画委員
- 乳幼児発達相談事業