当病棟は急性期の治療が安定し、すぐに在宅へ退院するのに不安がある方、またリハビリが必要な患者さんが入院されています。
患者さん・御家族の思いを大切に、退院支援部門、リハビリ部門等チームで関わり援助を行っています。
・家屋調査に同行します
リハビリが進んだ段階で、患者さんと一緒にリハビリ担当者、退院支援看護師、受け持ち看護師、
担当ケアマネージャーが自宅へ同行し家屋調査を行っています。自宅での動きを見る中で、
手すり、段差改修などの必要なところを皆で検討します。
早めに自宅に伺うことで残りの入院生活でどのような訓練が必要か考えるヒントになります。
・多職種カンファレンスを行います
住宅改修が終了した後は、在宅で関わる多職種
スタッフと連携し、患者さんや御家族と一緒に
退院後の介護サービスの調整や情報交換を行い
ます。皆が同じ視点で関わっていけるように
話し合い退院日を決定します。
・認知症患者専門看護師が活動しています
高齢化に伴い認知症の患者さんも増加しており、
病棟内で安全に、そして出来るだけ本人の意思に
寄り添った関わりが出来るよう専門の看護師を
1名配置しています。
本年4月より週に2回、昼食前にディルームに
移動して頂き10分間の上肢や口腔機能の維持、
向上のため運動を開始しました。皆さん楽しく
体操に参加されています。
自宅の準備が整い住み慣れた場所に安心して退院して頂けるよう様スタッフ全員で取り組んでいます。
病室からは豊かな自然が一望でき、落ち着いた雰囲気のなかで療養が出来る病棟です。